「そそぐ」のイシザキです。
FacebookやInstagramでは写真をアップしておりますが、内装工事が進んでおります。
https://www.instagram.com/sosogu_fukuoka
これが一般的な進め方かは分かりませんが、レイアウトを決めて、店内をデザインし、それに沿って内装工事を行っています。
- レイアウト
物件探しを続けること約10か月で福岡市・薬院の物件に決まりましたが、いくつか候補に出あいました。
スケルトン(中が空っぽ)の物件もあれば、居抜き(前のお店の造作をそのまま引き継ぐ)の物件もあります。
店舗の広さや造り、居抜きの場合は既にあるレイアウトに制約を受けますが、「カウンターをメインにしたい」という点は譲れない希望でした。
「そそぐ」はお客様との対話を通して、いろいろな飲み方をご提案するお店を目指しているので、サイトウ、イシザキがお客様の話を伺いやすいことが大切です。(話したくない気分のお客様に会話を無理強いしたり、大喜利のお題を出したり、モノボケを振ったりしないので、その点は安心してください!)
物件を内見するごとに「ここの物件だったら、こんなレイアウトになるかなぁ」と検討しましたが、L字になっているとか、お手洗いが中心にある(お手洗いが土足スペースと座敷との仕切りを兼ねていた)等、なかなかカウンターが配置しにくい物件もありました。
レイアウトを考えるのがクセになって、お店でご飯を食べながら「ここの店だったら、カウンターの向きはこっちで・・」と考えていましたが、お店の方に知れたら「縁起でもない」と塩を撒かれたかもしれません。水戸泉の勢いで。
決まった物件は黄金比の長方形に近く、カウンターを「コ」の字でとることができました。
また、狭くはありますが個室も1つできます。狭さゆえ「おこもり感(大殿籠もり感じゃないです)」がある面白いスペースになりそうなので期待してください。
- デザイン
内装は「こんな感じにしたい」というのを具体化するのにやや難儀しました。
2人とも「カジュアルだけど、洗練された空間にしたい」「木の質感を生かした落ち着ける雰囲気にしたい」等ベースでは一致していましたが、雑誌や写真(主にInstagramやPinterestで見てました。なんとも便利な時代です。SNSの発展に感謝です)を元に自分のイメージに近しいものを選ぶと、イシザキは「それって重厚過ぎない?」と思い、サイトウは「それだとカジュアル過ぎない?」と思う微妙な隔たりがありました。
デザインは沖縄にあるIndigoさんにお願いをしています。
Indigoさんは沖縄県読谷村にあるオーダーメイド家具のお店です。住まいだけでなく、店舗の内装や什器の製作をなさっています。Indigoさんが内装をなさった沖縄の店舗を幾つか訪問したのですが、どこのお店も木の質感や程よいリラックス感が心地よく、「そそぐ」もご相談をしました。
「お客様にこう感じてもらえるお店にしたい」「こんな雰囲気にしたい」という希望をざざざざっとお伝えし、床や壁や天井、照明に至るデザイン(色遣いや素材の選定まで)を提案いただきました。
私は最初にあがってきたデザイン画を見て「え、こんな素敵な店になっちゃうの」と驚き、「私がこんな空間の中で営業していいのか」謎のプレッシャーを感じました。
サイトウとイシザキ2人ともの理想に沿ったというか、それ以上の空間です。
2人ともソワソワしてしまいましたが、空間負けしないサービスができるよう精進してまいります。
「そそぐ」の店内には、Indigoさん製作のカウンタースツールなども沖縄からやって来ます。ぜひ腰掛けに来てくださいね。
- 内装工事
進行中です!!
店舗の内装工事は、縁あって株式会社プランニングTakumiさんに依頼をさせていただきました。
イシザキにとって初めてのことで勝手がわからず、TO DOリストが遂行できないと言うより、そもそものリストが抜けだらけですが、猛烈な段取り力でリードしていただいています。
内装工事の工程についての理解が浅い(と言うか、ほとんどない)私に対し、根気強く、そして「ここまでに決めないと、次の工程に影響があります」と切迫感をもってコミュニケーションくださるので、大変ありがたいです。
会社勤めの時にも、そうやって仲間に助けられた経験が多々あるので「こういう人に助けられて、私の人生が成り立ってきたんだなぁ」と思っています。
末っ子感がだだ漏れの締めになりましたが、今後も内装が出来上がる様子をFacebookやInstagramで更新していきます。よかったら見守ってください!
そそぐHP: http://sosogu.jp