そそぐ This Bar is SO SO GOOD.

福岡市中央区薬院にあるBAR。世界の「カンパイ」のかたちをキュレーション。お客さまとの対話でその人にぴったりの “ 飲み方 ”を提案するBARです。

【アイラ島への旅 Vol.2】福岡からグラスゴーへ(実行編)

福岡を出発し、イギリス スコットランド地方のグラスゴーを目指します。

 

フライト(福岡 FUK から 上海 PVG)

福岡空港18:15発のMU5088に乗ります。

ロストバゲージ対策で電子タグをスーツケースに入れ、無事にロンドンで会えることを願います。

 

定刻通り搭乗が始まりそうな気配でしたが、急に「管制指示のため遅延」と表示され、結果3時間待ちました。毎日フライト履歴をチェックしては「ほぼ定刻だな」と思っていたので、遅延は珍しいと言えます。

上海東浦空港で6時間乗り換え時間がある我々はダメージありませんが、乗客の中には乗り換え便に間に合わない人もいたようです。

ようやく乗り込みます

すっかり夜になった福岡の街

短いフライトですが、お弁当が出ました。ちょうどいい量。

上海東浦空港に到着

「Transfer」の案内を目印に進みます

 

本当は入国して空港のKFCに行く予定でしたが、遅延のため帰国時に延期。保安検査(サイトウのライターは没収)を通過してターミナル1で過ごします。

深夜なので活気はありませんが、軽食とビールを楽しめるお店は空いていました。

小籠包と牛肉の麺

「ロンドン行きがキャンセルになり、上海で1泊するかも知れない」とも懸念していたので、中国用のSIMカードを準備してきました。空港はWi-Fiもありますが、GoogleやLINEはアクセスできません。このSIMは差し替えるだけで接続でき、Google検索もできました。

フライトキャンセルに備えて持参したSIM。差し替えるだけでネットワークつながりました。
フライト(福岡 FUK から 上海 PVG)

ロンドンへ向かうMU201は定刻通り深夜1:25に出発。

エンターテイメントも充実していますが、英語か中国語なので、予めスマートフォンにダウンロードしたビデオを観ます。座席にUSBポートはあり。

離陸後すぐに食事が出ます。わりとガッツリ。もう1種類ヌードルもありました。

フライトの状況。漢字は分かるけど、地名は察しがつきません

上空から

2回目の食事

ようやくロンドンが近づいてきました

エコノミークラスの席で12時間弱。快適なわけはありませんが、サイトウの座席のテーブルが斜めで食事のトレーが落ちそうだったこと以外は、特に不満のないフライトでした。

アルコールの種類が少なく(ビールのみ)、しかも積極的には進めてくれないのはマイナスですが、「アップルジュース、コーラ、ティーどれにしますか?」と聞かれた際に、「ビールください」と言える強い心があれば大丈夫です。

積んでいる数も少ないのか「ワゴンにないから後で持ってくる」と案内された10分後に「ビール切れちゃったからジュースに変えてくれませんか」と言われました。「OK じゃあコーラをお願いします」と答えたのに、なぜかビールが運ばれてきました。嬉しい。このTシャツ着てたせいかも。

ビールを渡さないと倒れると思われたのかも
ロンドン・ガトウィック空港から市街地へ

無事にスーツケースにも出会いました。2人で65リットルとコンパクトな旅です。
※2004年の旅の記録にスーツケースの詳細あります 。こちら 

空港で念のため£40現金をおろしました。(結局1回も現金は使わずに済んだ)

まずはNorthターミナルから、鉄道駅があるSouthターミナルまで移動。

ターミナル間は無料シャトル電車で移動できます

ロンドン・ガトウィック空港からロンドン市内まで列車で向かいます。

Thames Link (テムズリンク)で終点のSt Pancras International(セント・パンクラス)駅までのチケット(£14.4/1人 結構するけど・・・ピーク時間料金なのかも)を購入し、乗り込みます。約50分の乗車。

ガトウィック空港駅

これに乗ります

通勤ラッシュの時間帯で混んでいましたが、途中のロンドン・ブリッジ駅あたりで降りて行きました。車窓からロンドン・ブリッジとロンドン塔が見えて「ロンドン来たな」って実感しました。

車内はこんな感じです

美しいセント・パンクラス駅の外観
ロンドン観光

「飛行機が3時間遅れても大丈夫」な計画を立て、結果定刻通りの着陸だったので、列車の出発までに4時間半あります。早く横にはなりたいけど、ロンドンを少し観光できるのは嬉しい。ロンドンは3度目ですが、前回は1999年。25年ぶりです。

 

身軽に観光できるようスーツケースを預けます。

セントパンクラス駅やユーストン駅に荷物預かり所はありますが、高い(3時間まで£7.5、24時間まで£12.5)ので、「Bounce」というアプリを使いました。便のいい場所のお店を探して、9:00~13:00の4時間予約します。

Bounceの画面。良さそうな預かり所を検索して申し込みます。

£6(保管料£4.5 アプリ使用料£1.5)をカード決済し、お店(Nisa Localというコンビニ)でQRコードを見せて預かってもらいます。スムーズ。

ついでに上海で没収されたライターも購入。この旅で初めてのショッピングです。

 

マクドナルド

まずは腹ごしらえ。海外にしかないカフェに・・と思っていましたが、懐かしい姿を見つけて思わずマクドナルドに入店しました。

ハンバーグラー!!元気だった?

旅行中に行ったファストフードは、どこもタッチパネルでの注文でした

Breakfast Wrap with Ketchup ソーセージパテ、玉子、ベーコン、チーズ、ハッシュドポテトがラップされています。かなりのボリューム。

Cheesy Bacon Flatbread こちらはペーコンとチーズを挟んでカリカリに焼いた感じです。朝にはちょうどいいサイズでおいしい。


キングス クロス(King‘s Cross)駅

グラスゴーへの起点となるユーストン駅、ガトウィック空港から到着したセント・パンクラス駅、キングス クロス駅と並んでいます。

キングス クロス駅は、ハリーポッターがホグワーツ魔法魔術学校に向かう9と3/4番線の柱があります。実際の撮影は4番線と5番線の間のアーチ型の柱だそうですが、ギフトショップの隣に再現した撮影スポットがあります。

キングス クロス駅の外観

プラットフォーム

駅にはハリーポッターのギフトショップがあります

ギフトショップの隣に写真スポットあります

朝10時頃ですが、写真撮影には既に列。好きな寮カラーのマフラーを巻き、役になりきって撮影できます。スコットランドに行くにあたってと第1話「賢者の石」を付け焼刃で観た私は、遠くから眺めるに留めました。


大英博物館

言わずと知れた博物館。
徒歩でも行ける距離ですが、赤い2階建てのロンドンバスで向かいます。前の扉から乗り込みタッチ決済で支払って2階席へ。途中、警官風の2人の男性が入ってきてチケットのチェックがあり、決済に使ったカードを読み取って「うむ、OK」という感じで返却されました。注意を受けている乗客もいました。チケットは正しく買いましょう。

大きすぎて全体が入りませんが、博物館の外観です。裏側ですが。

ロゼッタストーン

ハリーポッターにも登場するスコットランド・ルイス島のチェス駒。残りの駒はエディンバラの博物館にあるそうです。

古代文明期のクリスタル・スカル。と言われてましたが数年前に産業革命以降の工芸品であることが判明しました。その旨も紹介されています。



グラスゴーへ

預けたスーツケースを受け取り、発車の時刻まで駅近くのパブでビール。

ユーストン駅近くの「The Rocket」というパブ。この日は11:00から開いていました。

パブのスタッフの1人が阪神タイガースのキャップを被っています。友達からもらって、詳細は分からず被っているそうです。「なんか、日本のスポーツチームのキャップなんでしょ。あ、ベースボールなんだ。いつも負けてるチームって聞いたよ。」とのこと。去年は優勝したけども伝え忘れました。タイガースファンのみなさん、名誉回復できず申し訳ないです。

イギリス到着を祝して乾杯

予約時のQRコードを見せて乗車します。

13:30にロンドン ユーストン駅を出て、18:00にグラスゴーセントラル駅に到着する4時間半の列車旅です。
窓が半分しか見えない座席でしたが、羊や牛の放牧を眺めながら過ごしました。途中子豚も見つけてテンション上がりました。

グラスゴーセントラル駅に到着

ようやくグラスゴーまでやってきました。

アイラ島へはここから更にバスで3時間強、フェリーで2時間強。でも気持ち的には、もうちょいです。

 

www.sosogu.jp

 

【アイラ島への旅 Vol.1】福岡からグラスゴーへ(計画編)

【アイラ島への旅 Vol.2】福岡からグラスゴーへ(実行編)

【アイラ島への旅 Vol.3】グラスゴーの街並み・パブ

【アイラ島への旅 Vol.4】グラスゴーからアイラ島へ

【アイラ島への旅 Vol.5】アイラ島3日間の流れ

【アイラ島への旅 Vol.6】アイラ島の宿・飲食

【アイラ島への旅 Vol.7】ラフロイグ蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.8】ラガヴーリン蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.9】アードベッグ蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.10】ポートエレン蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.11】アイララム蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.12】ボウモア蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.13】アイラ島からグラスゴー

【アイラ島への旅 Vol.14】グラスゴーから福岡へ