福岡を出発して4日目。グラスゴーを出発し、いよいよアイラ島に上陸します。
グラスゴーとアイラ島間は飛行機も1日2便運航していますが、天候による欠航が心配なのと、同行のサイトウが極度の飛行機嫌いなので、バスとフェリーで向かうことにしました。
飛行機の場合:ローガン航空
まずはグラスゴーのBuchanan(ブキャナン)バスステーションを朝6:10に出発し、Kennacraig(ケナクレイグ)港に9:24に到着するバスに乗ります。
その場の購入で大丈夫ですが、万一「満席です」となったら・・と妄想して日本で予約していきました。往復で£27/人。
バスの時刻表や予約はこちらから: CITYLINK
バスは早朝6:10発ですが、バスステーションのお店は6:00開店。大急ぎでコーヒーを買って乗り込みます。
次はフェリー。10:00出発で12:20にアイラ島のポートエレン港に12:20到着予定。
ケナクレイグ港のフェリーターミナルでチケットを購入します。予約購入もできますが、フェリーは当日でも大丈夫かなと。片道£7.9/人
実際にWeb購入していませんが、事前予約や往復の割引はなさそうでした。車と共にフェリー乗船する場合は事前予約が確実です。
フェリーの時刻表や予約はこちらから: CALMAC
フェリーの中の雰囲気です。
Wikipediaによると、このフェリー(Finlaggan号)はポーランドのGdańsk(グタニスク)生まれで2011年5月に就航。現在トルコで造船されている新フェリーに2024年~2025年にかけてリプレイス予定だそうです。
早起きしているので空腹です。
「フェリーのフィッシュ&チップスがおいしい」と聞いていたので、それを食べる気満々でしたが、この時間はBREAKFASTメニューのみとのこと。BREAKFASTは11:00までとありますが、11:00以降に他のメニューが注文できるわけではないそうです。そうなのね。
路線変更して「8種類おかずを選べるBIG SCOTTISH BREAKFAST£11.95」にしました。あれこれ指さして選ぶと、スタッフの方がプレートに乗っけてくれます。
平日の朝10:00過ぎにレジに缶ビールを置いた時は、一瞬「あら、この時間に飲むの?」みたいな雰囲気ありましたが、旅行気分で浮かれているので許してください。
時計回りにトマト、目玉焼きときて、
- Baked Mushroom:焼いたでっかいシイタケ
- Stornoway Black Pudding:ブラックプティングと言う、豚の血とオーツ麦やスパイスを混ぜたソーセージ。Stornoway(ストーノーウェイ)はスコットランドのルイス島にある都市名ですが、その名を冠した「Stornoway Black Pudding」という商品がおいしくて人気があるそうです。雲仙ハムみたいな感じ?
- Back Bacon:バックベーコンは、豚バラ肉と肩ロース肉を合わせた塊のベーコン。豚バラ肉のベーコンとロースハムの中間って感じです。
- Potato Roast:その名の通り。ジャガイモそのままではなく、マッシュポテトを成型して挙げた感じです。
- Pork Link Sausage:ポーク・リンク・ソーセージ。「Linkってなんだ?」と調べましたが、腸詰めを一定の長さでねじるので、ソーセージがリンクした状態になるってことらしいです。豚肉の腸詰ソーセージってことですね。
バスの出発が早朝6:10。約6時間の旅を経てアイラ島に到着しました。
長い時間ですが、見慣れない景色や食事などを楽しんだので、なかなかいい6時間を過ごしました。空から眺めるアイラ島もきっと素敵ですが、フェリー旅もおすすめです。
【アイラ島への旅 Vol.1】福岡からグラスゴーへ(計画編)