そそぐ This Bar is SO SO GOOD.

福岡市中央区薬院にあるBAR。世界の「カンパイ」のかたちをキュレーション。お客さまとの対話でその人にぴったりの “ 飲み方 ”を提案するBARです。

【アイラ島への旅 Vol.5】アイラ島3日間の流れ

9月5日の12:20にアイラ島のPort Ellen(ポートエレン)に到着し、港に近いB&Bに2泊して9月7日の15:30にPort Askaing(ポートアスケイグ)から帰途につきます。

アイラ島滞在の3日間で、5つの蒸留所を見学するプランです。

各蒸留所、いろんなツアーを企画しています。私たちは製造工程を見学できるスタンダードなツアーがメインです。ツアーの開始時間や蒸留所間の移動時間を調べて(途中思考が行き詰って、人にも頼って)5つ予約しました。

蒸留所を回る順番を検討した紙。殴り書きですが。

 

計画当初は比較的晴れ間が多い6月を検討していましたが、5月下旬のFèis Isla(アイラ フェス)後は各蒸留所が順次休みに入ってしまうのです。※夏は川の水温が上がって、ウイスキー造りに適さなくなるのでお休みするそう。

例えば2024年は、アードベッグが6/10~7/8、ラフロイグが7/13~8/5、ボウモアが7/11~8/12と休業していました。※各蒸留所のサイトに情報あります。

休みの間もテイスティングを主としたツアーが組まれますが、やっぱりウイスキーを造っている工程を見たいので、再開後の9月の訪問となりました。

9月頭の平均最高気温は14.7度 www.weather-atlas.com より

雨を覚悟して100均でレインウエアを買い込み、寒さに備えて薄手のダウンも持参しました。

 

しかし!見てくださいこの奇跡の天候。

運を使い果たしたんじゃないかと不安になる奇跡的な天気

特に2日目の9月6日はTシャツ1枚で十分でした。上着を羽織る想定だったので、かなり着古した下着のようなロンTしかなく・・・憧れたアイラ島で撮った写真の自分がダサいのが残念。

あと、全く日焼けの可能性を考えていなかったので、すっかり日焼けしたのも想定外。シミになったら「アイラ島の陽射しのシミだな」って想いを馳せるのは悪くないかも知れない。

 

1日目

ポートエレン港から徒歩4分のB&Bに早めのチェックインをさせていただき、身支度してラフロイグ蒸留所に向かいます。バスと迷いましたが、天気もいいので歩いて往復しました。

 

ラフロイグ蒸溜所 (Laphroaig Distillery) 14:30開始 1時間30分 £18

Whisky Tours & Experiences at Laphroaig Distillery, Islay

2日目

3つの蒸留所を巡るので、自転車をレンタルします。

自転車£25/1日、電気自転車£30/1日。£5の違いなので電動自転車にしましたが、正解!運動不足の私でも楽に移動できました。

Home - Islay E-Wheels

レンタサイクルは数多くないので、事前予約は必須です。

 

予約の時間に行くと、コンテナの前に自転車が用意されていて、おじさんが使い方を優しく教えてくれました。バッテリーがもつか心配でしたが、今日のルートを伝えると「全然大丈夫だよ」とのこと。(実際、返却時はバッテリー4段階表示で1つしか減ってなかった。)

コンテナのレンタサイクルショップ

レンタルした電気自転車

ヘルメットが若干臭う気もしますが、安全優先でしっかり被って出発。

アイラ島の南に連なる3つの蒸留所への道は、自転車道が整備されているので快適です。

自動車はビュンビュン飛ばしてますが、ラフロイグ・ラガヴーリン・アードベッグをつなぐThe Three Distilleries Pathは歩道が整備されているので安心です




<電動自転車で20分>

ラガヴーリン蒸留所(Lagavulin Distillery)11:00開始 1時間30分 £22

Visit Lagavulin | Whisky Distillery Tours | Malts


<電動自転車で5分>

アードベッグ蒸留所(Ardbeg Distillery)13:30開始 1時間15分 £20

Distillery Tours | Ardbeg Single Malt Scotch Whisky


<電動自転車で25分>

ポートエレン蒸留所(Port Ellen Distillery)16:00開始 1時間 無料

Visit Port Ellen | Whisky Distillery Tours | Malts

 

3日目

B&Bをチェックアウトし、ポートエレンからボウモアまでバスで移動します。

バスの時刻表は ここからアクセスできますので、A3カラーで印刷して確認しました。しばらく読み込んでようやく理解しましたが、どうやらこんな感じでバスが走っているようです。

私はPort Ellen → Bowmore → Port Askaingとバスで移動しました

Google Mapでも目的地と時刻を入れたら、ちゃんとバスを含めたルートを提示してくれます。

バスは前から乗り込み、運転手さんに「ボウモアまで」と目的地を伝えてタッチ決済します。(£3.1/人)

バスの中はこんな感じです

ボウモアまでの途中、アイラ空港のバス停にも停車します。乗降する人もいました。

ボウモアのバス停に到着

 

ボウモア蒸留所(Bowmore Distillery)10:45開始 1時間15分 £25

Bowmore Distillery Tours | Bowmore Single Malt Scotch Whisky

 

この日はBowmore Hotelのレストランでランチの予定でしたが、残念ながら貸し切りだったので、隣のバーで過ごしました。

 

ボウモアにある「Islay Whisky Shop」を覗くと、ポートエレンに蒸留所があるISLAY RUM(アイラ ラム)の商品があり、アイラ島らしい「PEAT SPICED」を購入しました

アイラ島ウイスキーがずらりと並び、このショップオリジナルのウイスキーもありました。親切ないいお店です。※写真はお店の方にお声がけしてから

Islay Whisky Whopの外観とISLAY RUM

ボウモアからポートアスケイグにバスで向かい、グラスゴーに戻ります。

 

アイラ島のネットワーク事情

eSIMが主流になりつつありますが、対応していないiPhoneなのでSIMカードの差し替えで。
Amazonではイギリスのネットワーク会社「Three」のSIMが評判良かったのですが、Threeは山間部に弱いとの記事もあり、サイトウ用は「どこでもネット」のヨーロッパ周遊SIMカードにしました。

結果としては、ボウモアやポートエレン等の街中では通じましたが、蒸留所の建物内では電波がゼロなことが多かったです。SIMカードを2人別々にしましたが、あまり大きな差は感じませんでした。

蒸留所はFree Wi-Fiを設置しているところもありました。

 

ネットワーク事情とは関係ありませんが、イギリスではYahoo JAPANにアクセスできないんですね。いつもYahooでプロ野球の結果をチェックしていたので、地味に不便でした。※2022年4月6日より欧州経済領域(EEA)およびイギリスからアクセス不可になったそうです。

 

www.sosogu.jp

 

【アイラ島への旅 Vol.1】福岡からグラスゴーへ(計画編)

【アイラ島への旅 Vol.2】福岡からグラスゴーへ(実行編)

【アイラ島への旅 Vol.3】グラスゴーの街並み・パブ

【アイラ島への旅 Vol.4】グラスゴーからアイラ島へ

【アイラ島への旅 Vol.5】アイラ島3日間の流れ

【アイラ島への旅 Vol.6】アイラ島の宿・飲食

【アイラ島への旅 Vol.7】ラフロイグ蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.8】ラガヴーリン蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.9】アードベッグ蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.10】ポートエレン蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.11】アイララム蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.12】ボウモア蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.13】アイラ島からグラスゴー

【アイラ島への旅 Vol.14】グラスゴーから福岡へ