2泊3日のアイラ島滞在を終え、グラスゴーに戻ります。
来た道のりを戻るので、「Vol.4 アイラ島への道」と変わり映えしないレポートですがご容赦ください。
※「アイラ島への道」はこちら
アイラ島到着はPort Ellen(ポートエレン)港ですが、帰路はPort Askaig(ポートアスケイグ)港から。
15:30発でスコットランド本島のケナクレイグに17:35到着予定です。
ポートアスケイグ港は、隣のJURA(ジュラ)島へのフェリーも出ています。ジュラ島はすぐ隣で、フェリーで10分程です。
この日は港に2種類のユニフォームを着たキッズ(7歳~15歳位)フットボールチームがいて、それぞれジュラ島行のフェリー、ケナクレイグ行のフェリーに乗り込んでいました。アイラ島でフットボール試合があったんでしょうね。
行きのフェリーは平日の午前中だったからか空いていましたが、土曜日の午後のフェリーは結構混んでいます。
キッズフットボーラー達もワイワイしています。男子がはしゃいで騒いで、女子が「男子ってガキよね」って感じで眺めている構図は、どこの国も同じなんだなって思いました。
また、行きのフェリーでは1頭もいなかった犬もたくさんいます。ルールを守れば犬も乗船OKで、どの犬も静かにフェリーの時間を過ごしていました。
※写真を撮らせてくださったワンちゃんたち
スコットランドはスーパーマーケットでも犬連れを見かけることありました。日本より生活に溶け込んでいる印象です。
この日はBowmore Hotelのレストランでランチ予定でしたが、貸し切り営業中で叶わなかったのでフェリーで食べます。
サイトウの強い希望によりマカロニチーズ(£10.95)と、行きのフェリーでは食べられなかったフィッシュ&チップスを選択。
フィッシュ&チップスはメニュー右下の「Little Sailor Options(£6.5)」にしましたが、十分なサイズでした。
程なくしてケナクレイグ港へ。
アイラ島のポートエレン港に着岸する時は後進して船尾から着岸しましたが、今回は頭から着岸しました。両方できるものなんですね。
次は17:55にケナクレイグを出発し、21:16にグラスゴーのブキャナン・バスステーションに到着予定のバスに乗ります。こちらもフェリー同様行きより混んでいますし、途中のバス停での乗降者も多かったです。
Inverneil(インバーニール)という街で、高校生くらいのギャル3人が乗り込んできて、我々の前の席に座りました。後から入ってきた男子を「ヘーイ、〇〇君元気~」とからかったり、歌ったりしています。陽キャ。めちゃ陽キャ。
しばらくして急にギャルから「どこから来たの?」と話しかけられました。「日本です」と言うと「ワーオゥ、クール」と言ってもらえました。COOL JAPAN政策いかがなものかと思っていましたが、成功しているのかも。
「何時間かかるの?」と聞かれたので「グラスゴーまで丸1日で、アイラ島までは30時間」と答えたら、3人が「ジーザス!!」と叫びました。生ジーザスいただきました。
日本でBARを営業していて、それでウイスキー蒸留所を見に来たことを伝えると、ギャルおすすめのスコットランド産のウォッカを教えてもらいました。「ドラゴン」が入った名前だった気がするけど、うまく聞き取れなかったかも知れません。
にしても。彼女たち・・18歳未満にも見えたけど・・無粋な詮索はここまで。
週末だしグラスゴーまで行くのかな?と思いましたが、ギャルたちは途中のバス停で降りていきました。楽しい会話をありがとう。
グラスゴーまで残り30分というあたりで、バスが全く動かなくなります。スマホでGoogle Mapを見ると、この先で事故があったようです。海外の道路事情まで分かるなんて、技術の進歩ありがとう。
運転手さんの「クラッシュ・アクシデントで1時間程遅れます」と言うアナウンス通り、途中に「逆走でもしたの?」的なクラッシュ・アクシデント現場を通り越して、1時間遅れの22時過ぎにブキャナン・バスステーションに到着しました。
帰路は7時間かかりましたが、無事に目的地にたどり着いてほっとしました。
今日はグラスゴーのパブで飲んで寝て、明日はグラスゴーを出発し、アムステルダムを経由して日本に戻ります。
【アイラ島への旅 Vol.1】福岡からグラスゴーへ(計画編)
【アイラ島への旅 Vol.2】福岡からグラスゴーへ(実行編)