そそぐ This Bar is SO SO GOOD.

福岡市中央区薬院にあるBAR。世界の「カンパイ」のかたちをキュレーション。お客さまとの対話でその人にぴったりの “ 飲み方 ”を提案するBARです。

【アイラ島への旅 Vol.14】グラスゴーから福岡へ

グラスゴーから福岡に向かいます。行きはロンドン・ガトウィック空港到着でしたが、帰路はグラスゴーからオランダ・アムステルダム・スキポール空港へ向かい、そこから上海を経由して福岡に戻ります。

福岡に戻ります

 

グラスゴー空港へ

ブキャナン・バスステーションから空港まで£10.5/人

始発の特権を生かして、2階の1番前
フライト(グラスゴーGLSからアムステルダムAMS)

LCCのeasyJetでのフライトです。
QRコードで簡単にチェックイン。機内持ち込みのサイズが45×30×20㎝と小さい上、予約時に「超えていたら超過料金がかかります」とあったので、できる限りコンパクトにして臨みましたが、特にサイズ確認なかったです。

Goodbye Glasgow

セルティックFCのグッズ売り場ありました※隣はレンジャーズグッズ

搭乗まで空港のバーで過ごします

14:40発のEJU7836便に乗ります

グラスゴーを出発

海を渡って

ユーラシア大陸が見えてきました

平らな地面が広がるオランダ

1時間強のフライトでアムステルダム・スキポール空港に到着しました。

スーツケースを空港のBaggage Storageに預けて(€9/24h以内)1泊分の荷物だけもってアムステルダム中央駅へ向かいます。

荷物預かりはターミナル1と2の間にあります

スキポール空港
スキポール空港からアムステルダム中央駅へ

中央駅で切符を購入し(€3.3/人)プラットホームへ。列車は15分に1本位の頻度であります。アムステルダム中央駅まで20分程と、福岡に匹敵する便がいい空港です。

アムステルダム中央駅

アムステルダム中央駅から徒歩数分のホテルに宿泊。超賑やかなエリアです。今日は近所で軽く飲んで就寝予定なので、飲食店が並ぶエリアを散策しますが、時折あの甘く煙たい香りがします。ここでは合法ですからね。

アムステル中央駅近くのパブ
オランダの街並み・観光

オランダと言えば運河 アムステル中央駅も映えます


運河沿いにびっしりと並んで建つ家は前のめりになっています。玄関口や階段が狭いので、建物の上にあるフックを使って荷物を吊り上げ窓から搬入するため。以前、ハウステンボスの建物もちゃんと傾斜を再現していると聞き、すごいなぁと感心しました。

前のめりというか、横に傾いている家も見かけますが、これは地盤沈下だそうです。

傾いてるよね?

建物の上にフックがついています。ちなみに青いシャツの方は、長さ8mくらいある棒を使って窓拭きをなさっています。きれいに拭けるのだろうか。

ダム広場に面する教会

チーズ屋さんがあちこちにあります

アムステルダム国立美術館 Rijksmuseum

王立美術館の中

レンブラントの夜景 2019年から修復をしつつ展示中だそうです

王立美術館内の美しい図書館

フェルメール「牛乳をそそぐ女」 私は酒をそそぐ女です!


花市

 

オランダのフード

スターバックスのFive Cheese Toastie さすがチーズの国オランダってメニューです。
スターバックスのお兄さんが、NHKの歌のお兄さん的な元気さで対応してくれました。

チーズたっぷり!

パブで食べたBitterbal(ビターバレン)。 オランダのファストフード的存在の1口サイズのコロッケです。 

ビールのおつまみに最適

Stamppot Boerenkool €17.5
スタンポットはマッシュポテト。ケールを混ぜたスタンポットにソーセージを乗せて。
スタンポットに合わせる肉はいろんなバリエーションあるそうです。


Huisgemaakte Kaaskroketjes €9.75
オランダが発祥のコロッケ。チーズ風味をチョイス。

久々に食べる生野菜
フライト(アムステルダムAMSから上海PVG)

アムステルダム中央駅から列車でスキポール空港へ。たまたまInterCityだったようでかなり混んでいました。このままベルギーにも行きたいですが、スキポール空港で下車します。

乗っているとベルギーまで行けます


預けていたスーツケースをピックアップし、チェックイン。カウンターがかなりスローペースで時間がかかりました。

空港で古い友人に会います。1998年にバリ島で知り合い、2004年の世界一周旅行でオランダを訪問した際には2週間宿泊させてくれた友人がスキポール空港で働いているのをFacebookで知り連絡しました。彼女は私より少し年上ですが、全然変わらず若々しい。感激の再会でした。いやー、SNSって便利です。ザッカーバーグに感謝。

搭乗口付近にバーがなかったので、缶ハイネケン

中国東方航空の飛行機に搭乗します。20:15発MU772便、約11時間のフライトです。

1回目の機内食 鶏肉バージョン

1回目の機内食 牛肉バージョン

2回目の食事

フライト(上海PVGから福岡FUK)

ほぼ時間通りの13時半に上海東浦空港に到着しました。福岡へ向かう便は18:00発で4時間あるので、入国して空港内のKFCに行くプランです。

入国カードに記入し、機械で指紋を取り列に並びます。ここまで順調。最後のカウンターの方も普通に入れてくれそうな気配でしたが「荷物それだけ?」と聞かれたことに対し「スーツケースがあるけど、それは上海ではスルーして福岡で受け取ります」と答えたことで一変します。何となく眺めていた私たちのチケットを凝視し「6時間以上の乗り換えじゃないからダメ。トランスファーの方に行って」と指示されました。「いや、空港内でご飯食べるだけで遠くまで行きません」と食い下がりましたが覆らず。余計なこと言っちゃったかー。決まりだから仕方がないのだけれども。

 

仕方なくトランスファーの手続きをし、保安検査を通り(行き同様にサイトウのライターは没収)行きの乗り換えの際も4時間を過ごしたターミナル1を散策します。

カニが売っててビックリ

何をするでもないので、搭乗ゲートの場所でも確認しておこうと思って「G136」を探しましたが見当たりません。「Gはこちら」みたいな誘導案内に従って進むと地下鉄に乗り別の建物につきました。

ターミナルとサテライトを往復する無料のメトロシステム

行きはT1(ターミナル1)内で完結したので気づきませんでしたが、今回はS1(サテライト1)から出発するようです。2019年に開業したサテライトは、元々あるターミナルと地下鉄(メトロシステム)で往来できます。

www.chinaairlinetravel.com からお借りしています

 

サテライトも広々としてキレイ。お店はまだポツポツ。4階にすき家があったので、そこで牛丼を食べました。

S1の4階にある食其家ことすき屋

紅生姜が懐かしい

青島ビールで搭乗を待ちます

雨の中のMU531便

MU531便は18:00発予定で搭乗もスムーズでしたが、離陸まで時間がかかりました。強い雨が降っていたせいでしょうか。私は眠ってしまい分かりませんが、飛行機では一睡もできないサイトウによると揺れたそうです。

離陸前の窓。かなり強い雨が降っていました。

短いフライトですが、フードが配られました

食事というよりおつまみ。左はおはぎみたいな感じでした。

福岡の街が見えてきました

スーツケースのエアタグも福岡にいるようです。アイラ島のお酒も入ってますので、無事届いてホッとしました。

エアタグの位置情報を確認。ちゃんと福岡まで来ているようです。

スーツケースも長旅お疲れ様

福岡空港国際線を背に

6泊9日の旅を終え、福岡に戻ってきました。

怪我なく旅を終えられたこと、アイラ島に行けたこと、予約していたウイスキー蒸留所をもれなく見学できたこと、アイラ島のウイスキーを持ち帰れたこと。もっと英語が・・とかのタラレバはありますが、十分過ぎる内容の旅行だったと思います。

今回の蒸留所見学は5か所でしたが、そそぐのバックバーに並ぶ全てのお酒が、それぞれ世界のどこかで大事に造られているのを実感する機会にもなりました。造り手のみなさまへ敬意をこめて、お客様のグラスにそそぎたいと思います。


これで【アイラ島への旅】は完結です。お付き合いありがとうございました。

もし何かのきっかけで読んでくださった方、福岡にお越しの際は、もしよろしければ「そそぐ」にもお立ち寄りください。心をこめてそそぎます。


www.sosogu.jp

 

【アイラ島への旅 Vol.1】福岡からグラスゴーへ(計画編)

【アイラ島への旅 Vol.2】福岡からグラスゴーへ(実行編)

【アイラ島への旅 Vol.3】グラスゴーの街並み・パブ

【アイラ島への旅 Vol.4】グラスゴーからアイラ島へ

【アイラ島への旅 Vol.5】アイラ島3日間の流れ

【アイラ島への旅 Vol.6】アイラ島の宿・飲食

【アイラ島への旅 Vol.7】ラフロイグ蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.8】ラガヴーリン蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.9】アードベッグ蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.10】ポートエレン蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.11】アイララム蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.12】ボウモア蒸留所

【アイラ島への旅 Vol.13】アイラ島からグラスゴー

【アイラ島への旅 Vol.14】グラスゴーから福岡へ