そそぐ This Bar is SO SO GOOD.

福岡市中央区薬院にあるBAR。世界の「カンパイ」のかたちをキュレーション。お客さまとの対話でその人にぴったりの “ 飲み方 ”を提案するBARです。

実録!そそぐチラシポスティング

「そそぐ」のイシザキです。

 

本日は、ポスティングの実録です。

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信じるか信じないかは貴方次第

 

たいそうな数値データ等なく、定性とも言えない程に主観的・限定的です。

何かの役に立つのか、楽しい読み物になるのかわかりませんが、初めての試みだったので書いておきます。

 

先日のブログにも記載しましたが、「そそぐ」が開店したのは3月22日。

新型コロナウイルスが拡大する中、想定していた開店イベントは取りやめ、こっそりオープンいたしました。

 

こっそり営業を3か月続けてまいりましたが、福岡では状況が落ち着いてきた(残念ながら、そのまま落ち着きませんでしたが・・)7月上旬に、「そそぐ」の存在を知っていただくためにチラシのポスティングを行いました。

 

ポスティングをしよう

やみくもにやる予算もないので、目的やターゲットを絞りました。

 

◆目的

・新しい飲食店「そそぐ」ができたと認識してもらう

・入り易いお店であると感じてもらう

 

◆ターゲット

・「あそこに新しいお店ができたっぽいな」程度の認知がありそうな、近隣の方

  =>「そそぐ」を中心に近いところから

  =>大きな道路を隔てた先は対象外

・まだ行きつけの店が出来上がっていないであろう方

  =>比較的築年数の浅いマンションを優先して配る

 

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かなり近隣に絞ってます

◆仕様

・A5サイズ両面カラー マットコート110㎏(やや厚め)

・名刺サイズの割引券を左上にホチキスとめ

・800部

・3800円(プリントパックのセール、クーポン活用)

 

部屋まで辿りつくために

まず最初の脱落ポイントは、マンションのポストから部屋までの道のりです。

マンションのポスト付近に置いてある共用ゴミ箱にチラシが捨てられず、部屋まで持って行っていただくためにどうしたらよいのか。

 

マンションのポストから取り出した時は、「①必要なもの」「②見る価値あるかも」「③明らかに不要」程度に分類して、③をゴミ箱に捨てるのではないかと思います。

②だと思ってもらえれば、お部屋にお邪魔できそうです。

 

考えた結果、ポストから取り出してチラ見した際に「もしかしたら、得な情報かも(だから後で見よう)」と思っていただけるよう、左上に割引券をホチキスとめすることにしました。

 部屋で見て「なんだ、飲み屋のチラシか」と捨てられたとしても、それは仕方ないです。

 

チラシの構成

「入り難そうな店」と思われないよう、「かっこよさ」「クールさ」よりも「明るさ」「親しみ易さ」を優先しました。

スピード重視で、イシザキがOfficeパワーポイントで作成しています。

履歴書の特技欄に「Microsoft PowerPoint」を書く程、パワーポイントには愛着があります。操作でお悩みの方、ご来店ください。

 

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今回のチラシ

 

いざ、ポスティング

 ・・・は、あっという間に終わりました。

「そそぐ」の周辺はマンションがたくさん建っています。

50戸以上のマンションも多く、800部はすぐに終わってしまいました。

 

黒いサロン(長めの腰エプロン)をつけたままポスティングしました。

住民の方にお会いしても、ぱっと見で「近所の飲食店の人がポスティングしている」と分かるので、怪しまれることもなかったです。(たぶん!)

 

 

こんな反応ありました

ご来店いただき、且つ「チラシが入ってましたよ」と話してくださった方のレポートです。 

 

・男性(数回目)効果:★☆☆

ジョギング終わりに喉を潤しに来てくださる方。

「チラシが入ってましたよ」と教えてくださいました。既に定期的に来てくださるお客様なので、チラシの効果と言う意味では★1にしています。

 

・女性(2回目)効果:★★☆

以前一度来てくださいました。

「近いうちに行こうかなぁ」と思っていたところ、チラシが入っていたので早速来てみましたとのこと。

なんと!嬉しい!かつての上司の座右の銘「啐啄同時(そったくどうじ)」を思い出しました。

※改めて「啐啄同時(そったくどうじ)」意味を調べたらちょっと違いました。かつての上司にも「ちょっと違ってたみたいですよ」と報告したい気持ちです。

 

・男性(初)効果:★★★

お連れ様1名と初のご来店。

「敷居が高そうと思っていたけど、入り易そうなので来てみました」と割引券もしっかり持参くださいました。

 

・女性(初) 効果:★★★

お連れ様1名と初のご来店。

チラシに掲載していた限定のクラフトビール目当てでご来店くださいました。

 

・女性(初)効果:★★★

会社の同僚1名を連れて初のご来店。

食事の後の2軒目のお店探しに難航していたところ、女性がチラシの内容を思い出し「ちょっと歩いたところにバーができたみたいだから、そこに行ってみましょう」と提案してくださったとのこと。

頭の片隅に残れたことで、ご来店の機会をいただきました。

 

・女性(初) 効果:★★★

お連れ様1名と初のご来店。「お店は気になってはいたけど、会員制のお店だと思っていました。チラシ見たらそうじゃなかったから、来てみました」とのこと。

会員制?!そう思われている可能性を考えたこともなかったです。誤解を解くことができてよかったです。

 

 

飲食店、その中でもアルコール提供がメインのお店のチラシの応答率が何%あれば成功なのかわかりませんが、6件10名のご来店につながったのは嬉しい成果です。

 

お客様のお話から、自分たちでは考えていなかった来店阻害理由(敷居が高そうとか、会員制の店との誤解など)も知ることができました。

 

 

本来であれば、すぐにでも再度ポスティングを行いたいところですが、8月上旬現在も新型コロナウイルスの拡大が続いています。

 

「そそぐ」でも換気が行き届きにくい個室の使用を停止して席数も減らしているので、お客様に「どんどん来てください」とアピールする好機とは言えません。

 

心置きなく飲食できる状況になった際に、「どんどん来ちゃってください!」と自信を持ってご案内できるよう、オペレーションを鍛錬しておきます。

 

以上、初めてのポスティングの実録でした。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

そそぐHP: http://sosogu.jp

飲み方の話(10)開店後の研究レポート

「飲み方研究家」にして「そそぎ手」のサイトウです。

 

久々のブログ更新になってしまいました。

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久しぶり過ぎるので、近影を掲載してみます

 

先日のイシザキの開店3か月の報告ブログにも書いておりましたが、念願叶って「そそぐ」を開店した直後に、新型コロナウイルス拡大の影響でテイクアウト中心の営業が2か月程続きました。

 

僕は飲食店勤務が長いので、様々な状況下での飲食店営業を経験してきたつもりですが、この度の事態は全く未経験のものでした。

新型コロナウイルスは、まだまだ油断ならない状況が続いていますので、1日も早い終結を願います。

 

研究レポート

6月に入ってからは、夜営業を再開しております。

 

「そそぐ」を営業する中で、「飲み方研究」も進んでいます。

これまでのブログでもいろいろな飲み方を書いてきましたが、今回は、様々な飲み方を開発なさるお客様との共同研究(?)の成果の幾つかをレポートいたします。

 

芋焼酎「酹(そそぐ)」とカンパリ 

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一見、呉越同舟な2つ

 

僕の友人から、開店祝いにと酹(そそぐ)という芋焼酎をもらいました。

鹿児島の植園酒造さんが限定で造られている芋焼酎です。しっかり芋の味がしつつも、すっきりとした飲み口がお客様に好評で、今では「そそぐ」の定番焼酎として常備しております。

 

酹を気に入ってくださったお客様が、いつものように「酹をロックで」と注文なさった後、「カンパリを少し入れてください」とおっしゃいました。

 

カンパリ?!

 

改めて説明するまでもないと思いますが、カンパリはイタリア生まれのハーブリキュールです。ビターな味で、僕も好きなリキュールの1つです。

ルビーのような色がきれいで、カクテルのベースでも人気ですね。

 

さて。お客様のご希望通りにカンパリを酹に足して軽くステアすると、マイメロディちゃんがいちご畑で飲んでいそうなロマンチックな色に変わります。

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ロマンチックな出会い


 

味はと言うと、芋の薫りにカンパリのほのかな苦みがプラスされ、それがマッチして飲みやすく美味しい!

その分、「焼酎の芋臭さがたまらなく好き」「カンパリはあの苦みがいい」という方には多少もの足りないかも知れませんが、僕はすっかり魅力にハマってしまいました。

 

酹&カンパリをお作りしていると、お店に居合わせたお客様も「何ですか?それ」と興味を持ってくださるので、飲み方研究家として説明に勤しんでいます。

 

福岡市内は言い過ぎだとしても、薬院2丁目界隈では最もカンパリを消費する店ではないかと思っています。

 

見た目はマイメロディちゃんですが、お酒+お酒のカクテルですので、飲み過ぎにはご注意いただきますようお願いします。

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マイメロからもお願いね!(写真:お願いマイメロディ Season4 DVD)

 

三角飲み

僕が子どもの頃、「三角食べ」を指導されました。

1皿を一気に食べるのではなく、ご飯・おかず・副菜/汁物を順番に箸をつける食べ方です。

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昭和の三角食べ指導イメージ


 この「三角食べ」ならぬ「三角飲み」が熱いです。熱盛!

 

三角形の角は、

(1)ウイスキーやリキュール(ジン、ウォッカ等)

(2)ソーダ、トニック、ジンジャーエール

(3)ライム、レモン、ソルト等

 

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昭和の三角食べならぬ、令和の三角飲み

飲み方に規定はありません。

 

(1)(2)を立て続けに飲めばハイボールウイスキーソーダの場合)が味わえますし、たまに(1)だけでストレートやロックを挟んで楽しむ。味を変えたくなったら(3)をかじってみる。

 

“その日の気分に合わせて”を超えて、“その瞬間の気分に合わせて”飲み方をアレンジすることができます。

 

「ジンとトニックを別々に、ライムを3カットください」とご注文して、気ままに三角飲みを愉しむお客様、飲み方研究の上級研究員ですね。 

 

この愉しみ方、ご自宅でも簡単に再現できますので、ぜひ試してみてください。

 

 

今後も研究します!

まだまだ本格稼働はできない状況下ですが、少しずつお客様と対話する機会があります。(距離は保って!)

 

お客様にご提案して「おもしろいね」と言っていただけると、研究家冥利に尽きます。

 

先日、アイラウイスキーのCAOL ILA(カリラ)の瓶が空くタイミングで、ご来店なさっていたアイラ愛好家のお客様に「空になるボトルのカリラ」と「封開けのカリラ」を分けてお出ししたところ、香りや味の違いを喜んでくださいました。(ちなみに「どっちも好き」だそうです)

 

お客様とお話ししていると、お酒に詳しい方や、独自の飲み方を愉しんでいる方がたくさんいらっしゃるなぁと感じます。お客様のお話からヒントをもらいながら、研究に励みたいと思います。

 

このブログを読んでくださった皆さまと、お酒のお話を楽しみながらグラスに「そそぐ」のを心待ちにしています。

 

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「そそぐ」の近況報告

「そそぐ」のイシザキです。

ブログの更新が滞っておりました。(なんと、最終更新は2020年1月30日)

 

これまでも、ブログの書き出しはいつも「『そそぐ』のイシザキです」でしたが、ずっと実在しない店舗でした。

「『そそぐ』が開店できる日が、いつか来るといいな」と思って書いたり、

「いよいよ『そそぐ』の開店が見えてきた」と思って書いたりしてきましたが、

今回は福岡市中央区薬院に実在するお店として書くことができます。

 

開店を応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

 

ちょうど開店から3か月が経ちましたので、この3か月間の出来事や感じたことをブログに書いておこうと思います。

 

開店に向けて

 

「そそぐ」が開店したのは2020年3月22日。

既に新型コロナウイルスの影響が出ている時期です。

 

「そそぐ」は、「働く人々をエンパワーメントする存在になりたい!」という想いをもって準備してきたお店ですが、我々が労いたいと思っていた「頑張って働く」こと自体が、コロナ禍でままならない方も多くいらっしゃいました。

 

そんな中で開店することを迷う気持ちもありましたが、既に開店に向けた準備が進んでおりましたし、日常が戻った時にフルマックスでサービスできるための準備期間とも捉えて開店するに至りました。

 

本当は、お世話になった方々や近隣の皆さまに向けたプレオープンイベントを行いたいと考えておりましたが、状況を踏まえて、店頭とSNSの告知だけでひっそりと開店しました。

 

「そそぐ」開店

 

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開店!

「誰も来ないかも知れないけど・・・」と思いつつ看板の電気を点けましたが、その5分後に「通りかかったら開店していたので」と会社帰りの男性のお客様がふらっと来店くださいました。

お客様がいらしたことに動揺して(自分で開けておきながら動揺してどうするって話ですが)、ぎこちない動きになってしまいましたが、ご提供しながら「『そそぐ』が開店したんだなぁ」と実感しました。

 

また、新卒1年目(20年以上前かぁ)の先輩が、「後輩が福岡でお店を出すから」と福岡在住のお知り合いに声をかけてくださったことでのご来店もあり、開店を応援してくださっている方がたくさんいることを実感して、胸がじーんとしました。

 

開店して数日、少しずつではありますが、お近くにお住いの方が来店くださるようになりました。

女性お1人の来店も数名あり、「女性が1人でも入りやすいお店にしたい」も目標の1つでしたので嬉しかったです。

 

お仕事とご家族の介護の行き来の途中の方が「1杯だけ息抜きしたい」とご来店くださったこともありました。若い頃にバーで時々飲んでいたカクテルを1杯だけ飲んでお帰りになりましたが、「楽しかったです」とおっしゃっていただき、「みなさまをエンパワーメントする場所になりたい」と改めて感じました。

 

ところで

 

ところで。

お客様から「ワインバーですよね?」と言われることが多くありました。

内装工事中に外看板が取り付けられてからは、近所で「新しくワインバーができる」と話題になっていたそうです。

「そそぐ」のロゴ、ワインボトルではなく「品種を特定しない、お酒全般のボトル」と思っておりましたが、「このロゴは、ワインですよね?」と言われると、私自身もワインボトルに見えてきてしまいました。

あの「若い女性に見えるけど、老女に気づくとそれにしか見えない!」ってイラストみたいな感じですかね。

 

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世界3大「何に見えるかは貴方次第イラスト」

 

ロゴがきっかけではないですが、週末に「散歩の途中に立ち寄ったので、すっきりした白ワインを1杯飲みたい」という方もいらしたので、ワインに精通している知人の知識もフル稼働して、ワイングラスやセラーを揃えました。

 

6月現在、種類は少ないですが、ワインショップの方と相談しながらワインをご用意しておりますので、ワインもお楽しみください!

 

 

自粛要請での営業

 

そんな中、飲食店の営業自粛要請が出ました。

 

「そそぐ」の営業をどうするか。

まだ常連のお客様もいない中ですし、営業を休止する案もありましたが、自粛要請に応えつつ営業を続ける選択をしました。

 

皆さまが普段より長い時間をご自宅で過ごす中、食事が楽しみになるだろうから、その選択肢の1つになれるようテイクアウトの準備に取り掛かりました。

売上につながったら尚良しではありますが、お店の認知がほとんどないまま夜の営業を中断した「そそぐ」を知っていただくことも目標として、「テイクアウトも、『そそぐ』らしいメニューにしよう」と検討をし、サイトウが勤めていたバーで会得したレシピに、更にスパイスを効かせたキーマカレーでスタートしました。

次いで、同じくサイトウが勤めていたベルギービール専門店で「飲みながら食べやすい」と好評だったピタサンドも、「テイクアウトし易いし、家で仕事しながら手軽に食べられそう」と具材を検討・選定してメニュー追加しました。

  

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「そそぐ」のテイクアウトメニューたち

 

ピタサンドの具材は、沖縄の食堂黒猫さんがレシピ開発くださったプルドポークも。

食堂黒猫さんには「プルドポークはご飯に乗せて、このソースをかけたらおいしいですよ」とアドバイスをもらったり(プルドポーク丼が誕生!)、励ましをいただいたりして心強かったです。

レシピ開発を依頼した縁ですが、飲食店の先輩のメンターのような存在でもありました。

 

※レシピ開発の様子をブログでも書いています 


 

 

当初、「洗練され落ち着いた内装なので、貼り紙などはなくしたい」というサイトウのこだわりがありましたが、そんな状況ではありません。

メニューをペタペタと貼りだすことになりました。

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背に腹は代えられぬって言いますし

 

テイクアウトの第1号は目の前のマンションにお住いのおばあ様。「キーマカレーが好物なのよ」と何度か足を運んでくださいました。「容器がもったいないから」と洗って持参くださったこともありました。

 

3月22日の開店直後に来店くださった方もテイクアウトをしてくださったり、知人がオードブルを依頼くださったり、SNS発信を共有してもらったりと、粛々と営業する中で元気が出るご支援をたくさんいただきました。

また、お客様から繋いでもらった縁で近隣の飲食店の方とお話する機会も得て、新参者だった薬院エリアに知り合いがちょっとずつ増えてきました。(まだまだ超がつく新参者ですが)

 

 

6月、夜営業再開~現在思うこと

 

3月22日に開店してから2週間程でしたが、夜時間の営業ができていたことが幸いだったと感じています。

4・5月とテイクアウトメインの営業をしつつも、夜営業が再開した時には「こんなお酒をお出ししたい」「こんなサービスはどうかな」とアイデアを膨らませることができました。

イデア止まりのモノがありますので、具現化できるよう頑張らナイトです!(って書いた流れで、ふと「やるっきゃ騎士」を検索してみましたが、総じてセクシーな画像だったんで掲載は控えておきます)

 

 

6月に入り、夜営業を再開しました。

今現在12:00~22:00にの営業です。

※時間帯は状況にあわせて見直しをしていく予定です。

 

コロナ禍の自粛期間中、ニュースでもよく見るように、生活様式に変化がありました。

インターネットの普及やシステムの進化で、人と会ったり、どこかへ出向いたりする物理的な移動の必然性は特に大きな変化があったと思います。

バーが「お酒を飲みながら、おしゃべりできる場所」とすれば、家でも代替が可能ですし、今回の自粛期間中にそのことが顕在化しました。

 

でもやっぱり「そそぐ」は、「毎日頑張る人をエンパワーメントする場所になりたい」と考えています。

 

これまでは、自分の会社勤め経験を元にサービスを考えてきましたが、既にその経験だけでは足りなくなるような世の中の変化が起きました。

長く続けているお店は「世の中が変わっても、変わらない佇まいとサービスをする」こと自体が、お客様をリラックスさせ、元気づける存在にもなると思いますが、「そそぐ」は開店間もないお店です。

頑張って働く人々が「そそぐ」を出る時には「よし、明日も頑張るか」思っていただけるお店を目指し、考え続け、進化し続けたいと思っています。

 

なんだか、生徒会長立候補の演説のようになってしまいました。

やり直し。

 

営業時間終了後に、カウンターで1杯飲むことがあります。

木の質感を感じるカウンターと椅子でリラックスして、誰か(この場合、必然的にサイトウになるんですが)が自分のために飲み物をそそいでいる様子を眺めるのっていいなぁと思うのです。

外で飲食することに力があると信じて。

そして「そそぐ」が、皆さまが足を運ぶ理由をもつお店になれるよう精進していきます。

 

どうも文章の最後がまとまりません。

きれいな花の写真でごまかしてみます。

 

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わぁ、きれい

そそぐHP: http://sosogu.jp

「そそぐ」の店舗内装

「そそぐ」のイシザキです。

FacebookInstagramでは写真をアップしておりますが、内装工事が進んでおります。

 https://www.instagram.com/sosogu_fukuoka

 

これが一般的な進め方かは分かりませんが、レイアウトを決めて、店内をデザインし、それに沿って内装工事を行っています。

 

  • レイアウト

物件探しを続けること約10か月で福岡市・薬院の物件に決まりましたが、いくつか候補に出あいました。

ケルトン(中が空っぽ)の物件もあれば、居抜き(前のお店の造作をそのまま引き継ぐ)の物件もあります。

 

店舗の広さや造り、居抜きの場合は既にあるレイアウトに制約を受けますが、「カウンターをメインにしたい」という点は譲れない希望でした。

「そそぐ」はお客様との対話を通して、いろいろな飲み方をご提案するお店を目指しているので、サイトウ、イシザキがお客様の話を伺いやすいことが大切です。(話したくない気分のお客様に会話を無理強いしたり、大喜利のお題を出したり、モノボケを振ったりしないので、その点は安心してください!)

 

物件を内見するごとに「ここの物件だったら、こんなレイアウトになるかなぁ」と検討しましたが、L字になっているとか、お手洗いが中心にある(お手洗いが土足スペースと座敷との仕切りを兼ねていた)等、なかなかカウンターが配置しにくい物件もありました。

レイアウトを考えるのがクセになって、お店でご飯を食べながら「ここの店だったら、カウンターの向きはこっちで・・」と考えていましたが、お店の方に知れたら「縁起でもない」と塩を撒かれたかもしれません。水戸泉の勢いで。

 

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物件の検討中に描いたレイアウト案

 

決まった物件は黄金比の長方形に近く、カウンターを「コ」の字でとることができました。

また、狭くはありますが個室も1つできます。狭さゆえ「おこもり感(大殿籠もり感じゃないです)」がある面白いスペースになりそうなので期待してください。

 

 

  • デザイン

内装は「こんな感じにしたい」というのを具体化するのにやや難儀しました。

2人とも「カジュアルだけど、洗練された空間にしたい」「木の質感を生かした落ち着ける雰囲気にしたい」等ベースでは一致していましたが、雑誌や写真(主にInstagramPinterestで見てました。なんとも便利な時代です。SNSの発展に感謝です)を元に自分のイメージに近しいものを選ぶと、イシザキは「それって重厚過ぎない?」と思い、サイトウは「それだとカジュアル過ぎない?」と思う微妙な隔たりがありました。

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Pinterestで内装の参考のため保存していた写真

 

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お店とは関係ないけどクスッとなった写真の置き場。世の中には面白いことを考え付く人がいるものですね。感心します。

 

デザインは沖縄にあるIndigoさんにお願いをしています。

Indigoさんは沖縄県読谷村にあるオーダーメイド家具のお店です。住まいだけでなく、店舗の内装や什器の製作をなさっています。Indigoさんが内装をなさった沖縄の店舗を幾つか訪問したのですが、どこのお店も木の質感や程よいリラックス感が心地よく、「そそぐ」もご相談をしました。

 

「お客様にこう感じてもらえるお店にしたい」「こんな雰囲気にしたい」という希望をざざざざっとお伝えし、床や壁や天井、照明に至るデザイン(色遣いや素材の選定まで)を提案いただきました。

私は最初にあがってきたデザイン画を見て「え、こんな素敵な店になっちゃうの」と驚き、「私がこんな空間の中で営業していいのか」謎のプレッシャーを感じました。

サイトウとイシザキ2人ともの理想に沿ったというか、それ以上の空間です。

2人ともソワソワしてしまいましたが、空間負けしないサービスができるよう精進してまいります。

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謎のプレッシャーを感じたデザイン

「そそぐ」の店内には、Indigoさん製作のカウンタースツールなども沖縄からやって来ます。ぜひ腰掛けに来てくださいね。

 

  • 内装工事

進行中です!!

店舗の内装工事は、縁あって株式会社プランニングTakumiさんに依頼をさせていただきました。

 

イシザキにとって初めてのことで勝手がわからず、TO DOリストが遂行できないと言うより、そもそものリストが抜けだらけですが、猛烈な段取り力でリードしていただいています。

内装工事の工程についての理解が浅い(と言うか、ほとんどない)私に対し、根気強く、そして「ここまでに決めないと、次の工程に影響があります」と切迫感をもってコミュニケーションくださるので、大変ありがたいです。

会社勤めの時にも、そうやって仲間に助けられた経験が多々あるので「こういう人に助けられて、私の人生が成り立ってきたんだなぁ」と思っています。

 

末っ子感がだだ漏れの締めになりましたが、今後も内装が出来上がる様子をFacebookInstagramで更新していきます。よかったら見守ってください!

  

そそぐHP: http://sosogu.jp

飲み方の話(9)アイラウイスキーを水割りで

「そそぐ」のサイトウです。

僕のブログは久しぶりになってしまい、申し訳ありません。

 

ブログを書くのは滞っていましたが、お店の準備は進めています。

「そそぐ」の場所が決まり、内装のイメージが固まってきて、「こんなドリンクを提供したい」というアイデアもより具体的になってきました。

 

置きたいお酒の種類と銘柄をリストしていますが、これは楽しい作業です。

僕が大好きなアイラ島アイルランド)のウイスキーについて考える時は、特にウキウキします。

 

アイラウイスキー

アイラウイスキーの特徴は、独特のクセの強さです。

アイラウイスキーの代表格でもあるラフロイグには、「愛せよ、さもなくば憎めよ」という超かっこいいキャッチコピーがついていましたが、その宣伝文句通り個性的な香り・味わいは好みが分かれます。

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現地版「愛せよ、さもなくば憎めよ」もかっこいい

アイラウイスキーの独特の香りの表現は難しいですが、村上春樹氏は「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」で、この香りを「磯くさい、潮っぽい」と表現しています。まさにそんな感じです。

僕はハルキストじゃない(村上なら龍派)ですが、この本はとっても面白いです。

 

水で割るなら

 

千鳥のノブ位「クセが強い」と言っていますが、敬遠なさらないでください。

「そそぐ」では飲みやすい銘柄も置いておきたいと思っています。

また、ストレートを好む方も多いですが、水割りやソーダ割でも十分にアイラウイスキーの風味を楽しむことができます。

割るのは王道に反すると思う方もいるかも知れませんが、現地でも愛されている飲み方です。水が香りをたたせるとも言われており、2、3滴を加水して飲むこともポピュラーです。

 

ウイスキーに加水する時は、仕込み水と同じ水を使いのが一番おいしいと言われています。アイラ島のバーでウイスキーに、仕込み水を加水して・・・夢です。

ですが、仕込み水を入手するのは難しいので、硬度(カルシウムとマグネシウムの含有量)を仕込み水と揃えるのがおすすめです。

日本は軟水、欧米は硬水が主流なので、日本のウイスキーは軟水仕込み、欧米は硬水仕込みの傾向にあります。(スコッチは軟水仕込みもある)

 

「そそぐ」では、お水の種類による味の違いを試す機会を作りたいなと思っています。

その際、マニアックな探求心は不要ですので、気軽に試してくださいね。

 

 

 アイラ島の水の想い出

 

アイラ島の水と言えば、想い出深いエピソードがあります。

僕がベルギービールのお店で働いていた時、ベルギービールが大好きな女性のお客様がいらっしゃいました。その方とウイスキーの話をしていたところ、僕以上のウイスキー愛好家になり、アイルランドウイスキーを巡る旅に出かけるまでになりました。

「地元のウイスキーを、地元の水で割って飲むのが一番贅沢なんですよ。羨ましいです!」と送り出したところ、帰国後にお土産をもって来店くださいました。

お土産の中には、液体が入った小瓶もあります。「サイトウさん、アイラ島の川の水を汲んできました!是非アイラウイスキーに入れて飲んでください!」とのこと。

ボトルを見ると・・濁った水にいろいろ浮いてます。

これ大丈夫かなぁと思いつつ、でもお客様の「地元の水を飲ませてあげたい」という気持ちはとっても嬉しくて、アイラウイスキーに入れて飲んでみました。

・・・・臭かったです。でも、今でも思い出すとほっこりする思い出です。

 あの水、いろんな微生物がいただろうなぁ。

今だったら空港の保安検査場で没収されるでしょうね。

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きっとウヨウヨ見えたはず・・・

 

 

僕が好きなアイラウイスキーの話で力が入ってしまいましたが、「そそぐ」では気軽に試してもらえれば嬉しいです。「愛せよ、さもなくば憎めよ」ではなく、「愛せるかどうか、ちょっとトライ」で。

 

そそぐHP: http://sosogu.jp

未来食堂でのまかない体験:後編

「そそぐ」のイシザキです。

 

前回に続き、今回は2回目の「未来食堂」での「まかない」体験について。

sosogu.hateblo.jp

1回目は「自分はこんな仕事を志すんだ」というマインド面の気づきがメインでしたが、その後の1年で、お店のコンセプトを考えたり、メニューを開発したり、物件を探したり、内装を検討したり、飲食店で経験を積んだり。これらを経てのまかないだったので、違った気づきがありました。

 

ちょうど物件が決まったこともありますし、イシザキの2019年を振り返ると

 

2019年のイシザキの学び2つ

 

(1)店舗物件についての学び

何度も転居しているので部屋の物件探しは慣れていますが、店舗物件は初めてです。

最初はチェックする観点や用語も分かりませんでした。

 

   不動産屋さん「グリストはここですね」

   サイトウ「あ、はい、大丈夫そうですね」

   イシザキ「・・・ぐりすと?」

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「ぐりすと」を聞いた時、イシザキの頭に浮かんだもの ※福音書店HP(https://www.fukuinkan.co.jp/ninkimono/)より

 

   不動産屋さん「この物件は、動力がきてますね」

   サイトウ「お、そうですか」

   イシザキ「・・・動力?」

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「動力」と聞いた時、イシザキの頭に浮かんだもの

 

「世の中には知らないことが、まだまだたくさんあるな」という体験を重ねて、ようやく「そそぐ」を開店できる物件に辿りつきました。

 

気になる方のため、「グリスト」と「動力」の正しい内容を書いておきます。

  「グリスト」は「グリストラップ」の略です。Grease(油)に対するTrap(罠)と言う名の通り、下水道に直接食用油や食物の脂肪、残飯や下処理の際の野菜くずなどが流出することを防ぐ装置で、業務用厨房には設置が義務付けられています。

 

一般的な電気が「電力」であるのに対し、「動力」は工場や店舗などで使用される電気で、「三相」と呼ばれることもあります。大きな電気の使用を前提としているため、基本料金は高いものの、電力よりも単価は安くなります。

 

(2)飲食店での経験

学生時代のアルバイト経験はありますが、随分久しぶりに飲食店で働きました。

食材を切り続けたり、ひたすら食器を洗ったり。

1回目のまかないで、店主の小林せかいさんが黙々と作業する姿を見て「私もあれをやるんだ」と胸に思いましたが、いざ飲食店で働くとマインドとは別軸で「これとこれを時間までに終わらせる!」と黙々とやれてしまう(やらざるを得ない)ものですね。

この辺は性格との相性があるかもなので、悪くなさそうで良かったです。

 

 

2回目のまかない

ようやく、未来食堂のまかないの話に入ります。

「昨年まかないをしたものですが、もう一度お願いします」とメールで連絡を取り、未来食堂に伺いました。

 

今回は、開店前の清掃と昼食時の食器洗浄機をやらせていただきます。

いろいろな物件を内見し、店内レイアウトを検討した上で未来食堂に伺うと、前回は然程目に留めなかった厨房機器の種類や配置、客席のスペースなどが気になります。

小林せかいさんは、イシザキが飲食店開店を目指しているとご存知なので「気になるところは測って、写真も好きなだけ撮っていいから」とメジャーと筆記用具を貸してくださいました。(ありがたい!)

 

レンジを下に置く場合、かがんで出し入れの作業をするので70㎝は必要かなぁと家でシミュレーションしながら考えていたのですが、未来食堂で測ったら55㎝。動作してみたら私の体格なら十分いけます。あちこちのサイズを測ってメモしてきました。

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その時のメモ

 

 

食器洗浄機から洗い終えた食器を片付ける際、ちょこちょこと動いていたら、ベテランのまかないさんから「動かなくても手が届くように設計されていますよ」と教えてもらいました。やってみると足場はそのままでも、手を伸ばせば片付けられます。

また、複数あるもの(シルバーのトレーバット等)は役割に合った置き場所が明確になるように、カラーテープが貼ってあるなど工夫もあります。(これは本にも書いてあったので、「おお、これが例の赤のトレーバットか」と思った)

 

細かいところは、お店を運営する中でPDSを回していくことになると思いますが、後々簡単に変更できないレイアウトは、こうして実際の店内を見せて(しかも測らせて)もらえて大変参考になりました。

 

まかない後、定食は食べずに「ただめし券※」として入口に貼りました。

※50分の仕事でもらえるまかないの権利を、「ただめし券」として他の人に譲るシステム

「福岡からもお客様いらっしゃるから、お店アピールしたら」と言っていただき、名刺も一緒に貼らせていただきました。(ありがたい!)

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ただめし券を貼るスペース

 

1回目、2回目ともに短い時間ではありましたが、「飲食店オープンを目指して頑張ろう」と気持ちをセットした未来食堂に再度伺い、以前よりも飲食店の知見が増えた自分を認識し(自分への評価がやさしめでスミマセン)、今後も目の前のことを1つ1つやり続けて行こうと思いました。

・・・西川きよし師匠みたいな締め括りですね。

 

そそぐHP: http://sosogu.jp

未来食堂でのまかない体験:前編

「そそぐ」のイシザキです。

 

これまで、飲食店でのアルバイトで学んだことを書きましたが、今回は「未来食堂」での2回の「まかない体験」について書かせていただきます。

 

「未来食堂」は東京・神保町にある飲食店です。

オーナーの小林せかいさんが、会社勤めの中で得たノウハウを飲食店運営に生かした効率性や、50分お手伝いすると1食もらえる「まかない」、おかずにお客様のご希望に沿った一品を提供する「あつらえ」等ユニークな制度が数多くのメディアで取りあげられているので、見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。

未来食堂 - あなたのふつうをあつらえます


小林せかいさんは、本も執筆なさっています。

会社を辞め、飲食店開業を目指すと決めたばかりの時に、知人から小林せかいさんの本を薦められました。

「たくさんの人が飲食店を開業しているけど、開業のプロセスをここまで整理して書き記して開示している人はいないので、参考になります。これから始める人には有難い本ですよ」とのこと。

「あ!イシザキさんが小林せかいさんがやり遂げたことを1人でやらなくて大丈夫ですから、心配しないでください」との付け加えもありました。

 

その時に読んだのは、「ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由」というタイトルで、これは開店までのブログをまとめた「未来食堂ができるまで」に続く2冊目の本です。

読んでから時間が経っているので今回は感想を書けませんが、「未来食堂」のサービスの1つひとつが、理念と合っているか、経営視点でどうかが検討された上で実現に至っていることを感じました。


これを開店準備期間だけでなく、開店後、日々お店を運営しながらやっているのだと思うと・・・きっと物事を体系化するのが得意で、料理をしながらも頭のCPUがカリカリ・・と稼働し続けているんだろうなぁ~と本を閉じて遠い眼をしました。

 

知人が「あ!イシザキさんが一人でやらなくて大丈夫ですからね」って補足してくれた意図がよくわかりました。ここまで突き詰めなければならないのか・・と更に遠い眼(モロッコ辺りを見つめるような)をしたことでしょう。

 

1回目のまかない体験(2018年10月)

まかないを体験したいと思い、東京へ行った際に未来食堂でランチを食べ、会計の際に店主の小林せかいさんに「まかない希望です」と伝えました。翌々日の朝に、まかないができることにないました。

※「まかない」とは http://miraishokudo.com/makanai/info.html

 

まかない希望者向けのガイドがあるので、事前に読み込みます。

心得の他、まかないの流れや正しい手洗いの方法、ルールが記載してあります。エプロンについて「エプロンは蝶結びせず、固結びにすること。蝶結びにしている時点でこのガイドを読んでないと判断し、怒ります。」と赤文字で記載があるので、ビビってYouTubeを見ながら練習して臨みました。(YouTubeって本当に便利ですね)

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エプロン結びを闇練

 

まかない体験当日は「おはようございます」と伺ってから、身支度します。エプロンの結びは万全。

のっけから、バシバシ指示を受けます。「今日はい天気ですね」「そうですね」等の社交辞令やラポールの形成はほぼありませんが、これもガイド通りです。

※長くまかないをやっている人は、私よりは大きめの指示(例えば「店の入り口に掃除機かけて」ではなく「開店前の清掃して」)のようです。私への指示は初心者用。

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分かりやすいガイドを有言実行

 

 

3時間程の短い時間ではありましが、1回目のまかない体験を通して特に感じたこと2つ。

 

・仕込みや片付けを毎日毎日やり続ける仕事である

当たり前なんですが。

人気の著書があり、アワードの受賞をしている小林せかいさんが、黙々と大量の玉ねぎを切り続けたり、次々と食器を片付けていく様子を見て、これを毎日やり続けることがベースになる仕事なんだと再認識しました。

当たり前なんですが。

 

・判断、改良の連続であること

お店の運営にあたり、いろいろな検討を経て判断していることは本で読んでました。

私が伺った日は、ちらし寿司を初めてメニューとした日でした。お客様ご自身に白米とすし酢を合わせて、その上に具材を乗せて召し上がっていただきます。お客様にどう案内するのが伝わり易いのか、2時間弱の間でもいろいろなトライアル(隣の人にも聞こえるよ大きめの声で案内したり、デモを見せたり)を経てサービスが磨かれて行きました。

小さな点も「こうやった方がより良くなるのでは」という判断・改良がなされ、お店のサービスはその積み重ねなんだなと思いました。

  

実務的な学びもありましたが、マインド面が心に残っています。

まだ働く自分の姿が漠然としか見えていなかった時期のまかない体験は、「自分は、こういうことやり続ける仕事を志すんだ」という心得をする機会になりました。

 

「そそぐ」を具体的に考えてから臨んだ2回目のまかない体験では、また違う気付きを得たのですが、長くなったので次回に続きます。

 

余談ですが

福岡に戻ってきて、まかない体験のお礼のメールをお送りしました。

「実は飲食店開業を目指していて、今回こんな点が勉強になりました」という内容を書いて送信したところ、数分後に「では次回は調理もやった方がいいですね!」と返信が来て驚きました。

仕事が早い人って、いろんなことの行動が早いですね。小林せかいさん、実は2人いるんじゃないかしらと思う程でした。

 

 そそぐHP: http://sosogu.jp